プロフェッショナル~ダルの流儀~ 

ダルビッシュの移籍会見は、プロスポーツ選手として理想的な、美しい「卒業式」のようでした。

札幌ドームでは、実に1万人をこえるファン(在校生)が会場にかけつけ、ダルビッシュさん(卒業生)との7年の思い出プレイバック映像が流れた後、本人の口から、移籍の真相(卒業生答辞)が語られました。


以前「メジャーには行かない。」と言っていたのに、何がどうしてそうなったのか。
実は個人的にも北海道にいる相方に行かせようとしたぐらい、気になっていました。


「(他チームの打者が)打てないよ。投げないでくれよ、とか言ってくる。本気の勝負ができなくなった。フェアじゃない。」

「周りがメジャー行けよって感じになってきた。自分には日本が合ってると思うけど、行かないといけないのかな。」


こんなこと言ってメジャー行く選手も、最初で最後でしょう。

理解し難い領域の感覚だけど、やっぱり心底、野球大好き野郎だな、と嬉しくもなりました。


そしてもうひとつ、グッときた答辞が

「一番印象に残っている試合は?」の問いに、自分の投げた試合ではなく、ファンの力を知った試合。を語ったこと。

「2009年のクライマックスシリーズ、ファンの声援で、齊藤和己ほどの投手が完全にのまれた。(その後サヨナラ勝ち)ベンチにいて、ファンの力ってこんなにすごいんだと感じた。」

ファンにしたら、これほど嬉しい話は無い。

「ファンのみなさんがいなかったら、今の僕はここにいません。本当に感謝してます。」と言い終えた時の表情たるは、まぶしくて直視できませんでした。

TKY201201240654.jpg



この会見の様子をみたテキサスのアメリカ人女性が「ダルビッシュはなんで女性を泣かせてるの?」なんて言ってたそうだが、あんたもすぐわかるだろうよw



彼ぐらいの選手になると、いろんな噂も絶えないし、自分の言葉をそのまま伝えないマスコミにイラっとすることばっかりでしょう。

実際、過去には野茂、イチローらが「話したくない。正確に伝わらないから。」とアンチマスコミを宣言してました。

その当時と少し違うのは、twitter や blog ができたことで、その重要性に気がつき早くから使っているダルビッシュやマーくんら次世代の一流選手は、ちゃんと自分の言葉で伝えようとするようになったこと。



だからこそ、北海道のファンにはちゃんと伝えたい。と自ら企画し、

画面上の言葉では無く、生の声で想いを伝えたあの会見が、本当にすばらしいのです。


これぞ、プロフェッショナル。

これぞ、スーパースターたる所以。


ダルビッシュ有ブログ 「最高のフィナーレ」


ファンと野球(彼の言う仕事)に、愛とプライドを持って接する真のプロフェッショナルと呼べる選手がもっと現れ、日本球界を盛り上げてくれることに、心底期待したい!



最後に、北海道の相方から会見当日に届いた無念のメール「今日ドーム行けません!」がこちら。

IMG_2101.jpg

うん!正解!



今年はダントツ、ダルビッシュに注目です。

photo6.jpg


よく似合っててかっこ良すぎる。


ファイターズ通算成績
登板  167試合
勝敗  93勝38敗
奪三振 1,250
防御率 1,99



会見の様子はこちら(思い出VTR付き)


~ we will never walk alone ~
www.dlive.net


この記事へのコメント

コメントをお寄せ下さい

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://dlivenet.blog76.fc2.com/tb.php/1120-36636d8f