復活!! Football goes on. 

フットピーポーよ!ひさしぶっ!超ひさしぶっ!

地元で死亡説がマジで流れていたブラジル帰りのitchです!

生きてるよ!わりと元気です!ベレーザ!

2か月間ブラジルで毎日浴びるほどサッカーを観ていたらなんだかもうお腹がいっぱいになっちゃって、帰国してからはひたすら野球みたり、その流れでプロ野球スピリッツというゲームのオンライン監督モードで全国4位になったり(使用チームもちろん中日ね)となんやかんやありましたけど、アジアカップの開幕を受け、しびれを切らしたyasDにケツをキックオフされ復活ッス!いまだ健在な長文地獄リスタートですよ(笑)


そんなわけで今日はついに迎える決勝トーナメント1回戦前にいろいろ書いてみたいと思います。


ついに「親善試合だから」という免罪符の無い、初の公式戦を迎えた新生日本代表、アギーレジャパン。とかく八百長疑惑が話題になりがちですが、はたしてアギーレの目指すサッカーとは?

ザックの時もそうでしたが、アジアカップは新任した監督がそのサッカーをお披露目するのに絶好の大会です。その大会ではたしてアギーレはどんなサッカーを見せているんでしょうか

ここまで予選の3試合を振り返ってみると、正直まだ分かりません。なぜならばあまりにも相手のレベルが低すぎました。相手の攻撃はすぐさまミスパスや適当な放り込み、もしくは無茶なロングシュートで放棄され、日本の攻撃は精度の低いパスや、荒いトラップでも奪われず、好き放題できている試合ばかりでした。

アギーレのキャリアで代表的な仕事と言えばやはりメキシコ代表、そしてスペインリーグの弱小チームオサスナをチャンピオンズリーグ圏内の4位に押し上げた事になっています。

メキシコ代表、オサスナ、他にもアギーレが受け持つチームはいわゆる「弱者」。そんな「弱者」を強烈な指揮で叩き上げて「強者」に立ち向かわせる戦う集団を作り上げるのが得意な監督、そう世界では認識されています。

ブラジル滞在中にどうやら次期監督がアギーレになるらしいと知り、仲良くなったメキシコ人に聞きました「アギーレってどんな監督?」


その答えは...

「強烈な個性の持ち主でメキシコでは彼の支持者と敵に真っ二つに割れている」
「今でいうとシメオネみたいなタイプだ」
「日本は大変な選択をしたな。まあ揉める人だよ。協会、選手、特にマスコミと」
「とにかく口が悪い。娼婦の息子、お前はクソだ、このオカマ野郎、それが口癖」
「ただ結果は出す。いい監督だと認めない訳にはいかない」

いわゆるモチベータータイプと呼ばれる監督でしょう。しかも強烈な。聞いた瞬間に「日本には合わないかも」って思いました、あのメキシコ人ですら引いちゃう個性て...。

ただ、今の日本に最適な監督だな、とも思いました。

というのもあのブラジルでの日本代表を観たからです。まさに「弱者が強者に立ち向かう戦う集団」そのメンタリティと戦術が一番足りない、そう感じたからです。

ところがアジアでは日本は「強者」です。アギーレが得意とする事と真逆の設定。

だけにアジアではアギーレの色が出にくい。もっと言うと必要とされない状況にここまではなっています。

この予選3試合で日本が見せたサッカーは、どちらかというとザックジャパン。ブラジルワールドカップでやっていた従来のサッカーの延長。僕にはそう見えました。だから現時点でアギーレがどんなサッカーを目指しているのかがまだよく分かりません。

ただし片鱗は見えました。

アギーレが目指すサッカーはこうなんじゃないかという。


まずサイド攻撃の徹底。日本の得点シーンはほぼサイド攻撃からでした。目立つのはサイドをえぐってのマイナスの折り返し。浅い位置から上げるクロスよりもディフェンダーが対応しにくく、もっとも有効と言われるサイド攻撃の基本ながらも、ザック時代にほとんど見られなかった攻撃です。

中央を突くときは手数をかけず一発で狙える時。その約束事も伺えました。ディフェンスラインの裏を狙う縦パスの比率も上がってます。長い距離のスルーパスも増えました。

そして高い位置でのディフェンスを目指しているのも伺えます。そのディフェンスがうまくいっている時間帯にはバイエルンやバルサのような2次、3次の連続攻撃が決まっていました。

早いテンポの展開を好む監督なのでしょう。弱者が強者に立ち向かう時の武器のひとつです。早いテンポで相手を混乱させる。

ただしそれは早く攻撃を放棄してしまう事につながり、そして早くボールを奪い返す事が要求される。

つまり莫大な運動量が必要です。しかし弱者が強者に立ち向かうにはまず相手よりも一歩でも多く走るしかないので、実に論理的です。

もっと言うとそれをバイエルンやチェルシーなどの強者が実践しているのがモダンフットボールの最前線だったりするんですけどね。

アギーレジャパンがここまでそれができたのは相手のレベルが低かったから、という点を考えなければいけません。全員が死力を振り絞るかのような運動量を発揮しなくてもボールが奪えて、ゴールが奪える相手。そんなしんどい事をしなくても楽に勝てる相手。

インサイドに香川と遠藤を並べて、レベルの高い相手に同じサッカーができるのかはいまだ未知数です。

それが分かってくるのがオーストラリア、韓国、イラン、W杯出場チームと対決するこの決勝トーナメントでしょう。

僕はこのアジアカップというW杯の直後に行われる大会は「次の4年後の決戦への最初の1歩」として観ています。

アギーレと言う選択は悪くないと思います。今の日本が持っていない、対強者の武器を持っている監督だと思います。

ただしそれを異国の言葉の違う国で、言葉を武器に戦う集団を作り上げる人物がはたしてできるのか。

目指すべきはあくまで4年後。目先のアジア王者ではないはず。その先の世界の強豪国に対抗できるサッカーを積み上げていけるか。

そんな視点でこのアジアカップを観ながら、また何かいろいろと書いていきますんで、お暇な時にでも。

ではでは


この記事へのコメント

コメントをお寄せ下さい

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://dlivenet.blog76.fc2.com/tb.php/1427-7b4501ff