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「決戦前夜!対コロンビアスペシャル」FGO vol.115 

itch の Football goes on vol.115
ロシアワールドカップ その5

「決戦前夜!対コロンビアスペシャル」

前回王者ドイツ、まさかの初戦負け!いや〜しかしドイツの不出来もさることながら、それ以上にメキシコが素晴らしかった!

前回でもブラジル、オランダの猛攻を跳ね返したGKオチョアの好セーブ!

凄まじい運動量で守備にカウンターに大活躍、ドイツを大いにかき回したラジュン!

そして雑なロングボールを危険なカウンターに変化させる、円熟のサッカー小僧チチャリート!

おまけに出てきたときには「マジかよ」と噴き出した(笑)、5大会(!)連続出場のダンディーマルケス兄貴!

いやあ濃い!優勝候補ドイツがかすむキャラの濃さ!
個人的にここまでで一番気になるチームの誕生です(笑)

ドイツは大会前に唯一不安視されていた「ストライカー不在」が浮き彫りになっちゃいましたね。
それと新世代ドイツにはどうも「ゲルマン魂」が感じられないのも気になります。逆境に弱い。

ドイツのF組はもし2位ならE組1位と決勝トーナメント1回戦で当たります。

つまりはブラジル。これは決勝トーナメント1回戦でいきなりブラジル×ドイツありえますよ〜


そんなわけでワールドカップは早くも6日目。そうです、いよいよわが日本代表の決戦日となりました。

今回は前回の続きとして、「決戦直前!対コロンビアスペシャル」をお送りしたいと思います。


さて、迎えるロシアワールドカップの初戦、その相手は奇しくもあのコロンビアとなりました。

そう、4年前の日本代表最後の相手です。

日本は4年の時を経て再びコロンビアと今度は最初の相手として戦います。

コロンビアは基本的に変わっていません。監督は同じぺケルマン。構成する選手も軸となる選手はほぼ一緒。

4年の間にさらなる成熟を遂げたコロンビアは、カウンターからポゼッションまで相手と状況によって使い分けられ、
様々なタイプの選手も揃え、バランスの良い非常にタフな好チームに仕上がっています。


個人的にグループHで最強のチームはコロンビアだと思っています。


ここで4年前を思い出してみましょう。ええ、わたくしitchにはあの黄色いコロンビアーノで埋められた
アレナ・パンタナールの惨劇が、そこにいた当事者として昨日のように思い出せます。

4年前のコロンビアは実は2軍メンバーでした。当時彼らは負けても1位抜けが確定している状態。

この試合の前半、実はペースは日本だったんです!2軍のコロンビアはチームとなっていなくて、
サブの選手が決勝トーナメントでスタメンを勝ち取るべくアピールしている有様。

そんなチームを後半から出てきて、たった一人で変えてしまったのがハメスでした。

ハメスはフリーマンとして変幻自在にポジションを変えボールを引き出し、
イヤなところにパスをほぼツータッチでシンプルに配球してゲームを支配し、
そして瞬く間にジャクソン・マルティネスにアシストを2連発。

仕上げとして吉田を切り返し一発で振り切り、必死に詰める川島をあざ笑うようにループを流し込むビューティフルゴール。

はっきりいって逆転してからのハメスは遊んでいました。今でもペケルマンを恨みます。なんてことしてくれたんだ!


と、このように、コロンビアの心臓は間違いなくハメス・ロドリゲスです。ハメスがボールを触ることでリズムが生まれ
そして決定的な仕事もハメスがもたらす。それは4年後の今でも変わりません。

それどころかコロンビアの王子様と呼ばれていたハメスは、レアルで揉まれ、そして今季バイエルンで君臨することによって、コロンビアの王様として圧倒的な存在となって還ってきました。

さらにさらに、4年前には負傷で大会にいなかった生粋の点取り屋ファルカオ!

成長を遂げユベントスのスピードスターとしてより危険になったクアドラード!

スパーズの躍進を支え、ビッグクラブが熱視線を送る若きディフェンスリーダー、ダビソン・サンチェス!

繰り返しますが4年前のスタメンは2軍でした。しかし今回は初戦。
つまりこれらのタレントが王様ハメスのしもべとして当然のようにスタメンで来るわけですよ…


そんなコロンビアと対戦する全てのチームが考えなきゃいけない対策は「ハメスをどう封じるか」です。


4年前の日本はハメスをあまりにフリーにしすぎました。

というより正確には、前回にも書きましたが日本の1対1のディフェンスのクセである、寄せるのではなく距離をおいて引いて様子を見せる「リトリート」。これと相性が最悪だったのがハメス・ロドリゲスでした。

ハメスはトラップが天才的に上手いので、一発でパスを納めます。するともう日本のディフェンスは飛び込めない。

ハメスはパス、ドリブル、ミドル、キープ、なんでもできます。さらに彼は「現代サッカー最後のファンタジスタ」
何でもできるうえに、ディフェンダーはもとより観客の想像を超える選択肢も取ってくるわけです。

そんな選手に時間とスペースをたっぷり与えてしまう「リトリート」で様子を見ている間に、
チンチンにされたのが4年前の日本の姿。アレナ・パンタナールで絶望したのを覚えています。

その苦い経験を繰り返してはいけません。

ハメスに間違っても時間とスペースを与えては、同じ、いやそれ以上の惨劇が待っているでしょう。

ですからこの1戦での最大プレッシャーのターゲットはハメスです。ここはブレてはダメ!

ただし、そんなことはハメス、そしてコロンビアは分かり切っています。

だからペケルマンが一番考えていることはその逆、「ハメスに時間とスペースをどう与えるか」です。

その為にペケルマンはまずハメスにフリーポジションを与えています。
便宜上、ハメスはトップ下やセカンドトップ、左サイドなどにポジション表記はなっていますが
ハメスはゲーム中に自由にポジションを取る権利を与えられています。

そして他のしもべ達は王様が自由に取るポジションのバランスを取るべく動いているわけです。

ですから相手チームは最大プレッシャーをハメスにかけたいものの、プレスの網の目の荒い場所に
変幻自在とポジションを取るハメスにプレスをかけられずに、気づけばハメスにやられるわけです。

どうすればいいんでしょうか?

時にボランチの位置まで下がることもあるハメスに、マンマークは無駄でしょう。

かといって曖昧なマークの受け渡しではやられます。

かくなるうえはハメスにボールを持たれ、仕事をされると危険エリア、
バイタルエリアを人で埋めてスペースを消すしかありません。

人海戦術でプレスの網の目の荒い場所をなるべく無くす。バイタルエリアに侵入させない。

僕にはそれしか思い浮かびません。

ですから「4−1−4−1」なんです!

対コロンビア、いや対ハメスにはバイタルに4人の1ライン+1の5人が少なくとも必要です。
トップ下、なんてぜいたく品は少なくとも立ち上がりや0−0の状況ではいらない!

ハメスに常に3人。サイドでも中央でもトライアングルで囲む為にはアンカーが必要です。

では誰が適任なのか。

前後左右、全方位のカバーリングに優れ、危機察知と果敢な勇気を併せ持ち、時にはディフェンスラインにも入り、時には前に出て潰すこともできる選手…


はっきりいっていません(笑)思いっきり絵にかいた餅です(笑)


強いて言えば全盛期の今野でしょうか。怪我で今野を招集できなかったことが非常に痛いです。

消去法的に現メンバーから選ぶとなれば、キャプテン長谷部になるんでしょう。

とにもかくにも対ハメスのアイデア。コロンビア戦のみどころはここです。
西野監督がハメスをチームとしてどうハメるのか。


またプランBも必要です。先制点を取られ、さらに2点差以上になってしまい、点を取りにくオプションです。


追いかける展開で希望があるとすればやはりセットプレーでしょう。

まず警戒しなければいけないのは強引に攻めに出て、カウンターを浴びて失点を重ねてしまうことです。
そんなことになれば、ロシアワールドカップは下手したらコロンビア戦の前半で終わってしまうこともあります。

そこで追いかける時こそ攻撃方法にはデリケートになるべきです。

間違ってもザック的なショートパスを主体にポゼッションで中央からなんてことはやってはいけません。

コロンビアにカウンターをやってくれといっているようなもんです。

まず必要なのはファールが取れるドリブラー。これをサイドに投入します。

次にミドルレンジのパスを打てる選手も必要です。

そしてターゲットマンです。サイドに流れミドルパスを受け、ドリブラーに落とす。
あわよくばその競り合いでファールももらえるような。

その繰り返しで根気よくセットプレーを取り、一発にかける。

そんなボールを取られカウンターを浴びたとしても対応ができる安全な攻撃「守備的攻撃」が必要です。

情けないですがこれが現実です。忘れてはいけないのはこれが第一戦ということ。

残り2戦に望みをつなげる。例え負けていたとしてもこれが最大目的の追い上げなんです。


はたして、西野監督の選択やいかに?


そして迎える大決戦のコロンビア戦、盟友のサクライ氏と久しぶりに、
試合を生で見ながらトークするスペシャルライブを行うことになりました!


会場は北名古屋市のフットサルカフェ「AREA」(http://www.fc-area.com/)


4Kプロジェクターによる壁一面に投影される大迫力の映像と
音響アート集団「OTAI Record」がくみ上げる最高のサウンドシステム!


最強の視聴環境で運命の1戦を共に体感しようじゃありませんか!


オープンは19時30分!さあフットピーポーども!全員「AREA」に集合だっ!
みんなで観れば怖くない!なにより「奇跡」が起きた時の嬉しさも大爆発だよ!

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そんなわけで最後に個人的なスタメンとプランBのアイデアを書いてしめたいと思います。


<itch的スタメン>

4−1−4−1

GK 川島
DF 長友(左SD)
  槙野(CDF)
  昌子(CDF)
  酒井宏(右SD)
MF 長谷部(アンカー)
  柴崎(CMF)
  山口(CMF)
  原口(左SMF)
  武藤(右SMF)
FW 浅野(CF)※岡崎の怪我で予備登録から昇格

寸評
スピードのあるコロンビアのアタッカー陣には吉田よりも昌子&槙野で。長谷部はアンカーとリベロを兼任し、
ハメス包囲網を指揮する。基本的にバイタルエリアに4人の2ラインを敷き詰めブロックを形成。ボールを奪ったら素早く
ワントップの浅野へロングボールを送り、サイドのどちらかと2〜3人で、相手を押し下げることを目的としたカウンター。負担の大きい両サイド、中央のMFは疲れが見えたらフレッシュな選手を送り込み、プレッシング強度を維持。



<プランB>

4−4−2(フラット)

GK 川島
DF 長友(左SD)
  槙野(CDF)
  昌子(CDF)
  酒井宏(右SD)
MF 柴崎(CMF)
  山口(CMF)
  原口(右SMF)
  香川(左SMF)→OUT長谷部
FW 本田(CF)→OUT浅野
  乾(ST)→OUT武藤

寸評
セットプレー狙い。乾は左サイドに張るウイング的なポジションで香川と組ませる。
ドリブラーは全力でファールを取りにいく。ただし仕掛けるのはカウンターが怖いのでサイド限定。
本田はチーム唯一の左利きキッカー。セットプレーで必要。動けないのなら最前線でターゲットになってもらいファールも誘う
そして大舞台で抜群に強いという「持ってる」本田の不思議な力に期待したい「神頼み」戦術。

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