スーパーボウルがもうすぐです。 

明日朝8時からの第45回スーパーボウルがもう楽しみで楽しみで、
すでに今夜は早寝を決め込んでいるものの、きっとわくわくして夜更かししてしまう。

日本にいるアメリカ人とフットボールファンは皆そんな感じです。


さぁ来ましたね。


ピッツバーグ スティーラーズ vs グリーンベイ パッカーズ

NFLでは歴史のある両チームの対決ということで、アメリカでもかなりの盛り上がりを見せています。

ではゴリっと見所、いってみます。

スティーラーズは伝統的に『スティールカーテン』鉄のカーテンと呼ばれる鉄壁のディフェンスチーム。
特に相手のランに対するディフェンスが強く、常にボールを狙ってタックルし、ファンブルを誘発します。

標的となるパッカーズのランナーはルーキーのジェームス・スタークス。
タックルを弾き飛ばす力強い走りが特徴ですが、スティーラーズのディフェンス陣は試合中、
「へいルーキー覚悟しな、地獄まで吹き飛ばしてやるぜ!」
としきりに口撃をしかけてきます。熱くなったルーキーは“絶対走ってやる!止まるもんか!”と果敢に突っ込んでいくはずです。
そこに待ち構えるのが今期のディフェンスMVPを獲得した最強の守備男トロイ・ポラマル。

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走るコースにことごとく立ちはだかり、執拗にボールを狙うタックルでファンブルの恐怖を植え付けます。
そうなると必然的に増えるパッカーズのパス攻撃。
パスが来るとわかっていれば、スティーラーズディフェンスも狙いを絞りやすくなるんです。

ではパッカーズはどうするか。
今期、5人のレシーバーにパスを投げ分けるオフェンスでチームをここまで引っ張ってきたのが、クォーターバック、アーロン・ロジャース。シーズンの好調を支えてきたオフェンスの核はパス攻撃なのです。
どう転ぼうが普段通り、パスを投げ続けるしかありません。
シーズンと同じように、的を絞らせないパス攻撃でリズムにのり、パスと見せかけてラン!ランと見せかけてパス!いやそのランナーに短いパス!を効果的に使って相手ディフェンスを混乱させることができるか。

パスの上手いロジャースが、リーグ最強と呼ばれるスティーラーズディフェンスのプレッシャーから逃れ、
パス中心のオフェンスを組み立てることができれば勝機ありです。

では逆もいってみましょう。

パッカーズの守備の特徴はパスディフェンス。
相手のレシーバーを自由にさせないパスカバーの名人が揃っています。
対するスティーラーズのレシーバー達はうまい具合にみんな若い。
ということは
「へい若造!お前らの通るバスコースなんざどこにもねえ。あるのは家に帰る道だけだぜ!」
と先ほどと同じやり取りがここでも起きるわけなんです。

しかし、スティーラーズはランプレイ中心に、ランとパスのバランスで攻撃を組み立てるチーム。
スティーラーズのエースランナー、ラシャード・メンデンホールというランナーは
すばしっこいタイプで、ディフェンスの隙間を縫うように走ってきます。
こいつを止めらるかが鍵なんです。
そこで重要人物。クレイ・マシューズ。

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メンデンホールが最初の壁を突破してきたとき、立ちはだかるマシューズがこれを止められるか。

幸い、両“長髪”ディフェンダーに注目!(わかりやすいはず!)

そしてパッカーズの鍵を握るディフェンダーはもうひとり。BJラジ。

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スティーラーズのクォーターバックは経験がモノを言うこの大舞台スーパーボウルで、
2回出場2回優勝とスーパーボウルで勝つ方法を知っている、ベン・ロスリスバーガーです。

写真上の(こう見えてドラフト1巡指名の動ける巨漢)ラジがプレッシャーを与え続け、
ベンを追いつめることができれば、得意のロングパスに若干の狂いが生じ、インターセプト!
ディフェンスバックの餌食でしょう。

しかし、スティーラーズのランを止められなければ、じわじわと攻め入れられ、過ぎていく時間とともに気力も体力も奪われると、百戦錬磨のロスリスバーガーにここぞのパスでトドメを差される展開が待っています。


さてどーなる今年のスーパーボウル!!!


個人的にはファーブの呪縛から解き放たれ、新たな伝説を築かんとするロジャース、涙の優勝!
そしてもらい泣きのファーブが心置きなく引退!のやつを観たいですが。

ここ数年、本当に面白いスーパーボウルが続いています。
舞台は10万人をも収容できるカウボーイズ・スタジアム。
なぜアメリカではこのスポーツが一番人気があるのか。
それは明日、観た人だけがわかるはずです。

最後に、サッカーと違ってテレビ観戦で耳を傾けて欲しいのが解説です。

両チームの駆け引き、戦術、流れ、次のプレーの予測など、1プレイ1プレイが途切れることで複雑に絡み合うフットボールの魅力は正直、プロの解説無くしては理解しきれません。

隣に詳しい方がいなければ、じっくり観ながら、よく聞いて観戦できる環境がオススメです。


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